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切ないストーリー・・・秋到来


by sunny_sao
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もう一波乱・・・

富士山から帰ってきて、2日後の9月4日から7日まで、
和歌山県の北大研究林にゼミ合宿でいってまいりました。

基本的に勉強したり・作業したりといった、真面目なものです。
もちろん教授も一緒にいくからね。

でも、このイベントでもあの富士山からの流れを・・・・
切ることは出来ず。

沢山の問題が起こってしまった。

富士山後、薄っぺらの関係と言われたことがショックで・・・・。
Iちこにだけ、好きな人がいること・今どーいう状況だということ・そして彼には彼女がいることを
打ち明けた。

それからは、そこまで自分の中に溜めることなく、Iちこがフォローしてくれる部分もあって、
楽しかった☆


が!!!!!
そもそもコレが問題んだったんだ・・・・



ゼミ合宿最終日。

研究林の職員の方と、お偉い教授と私達の教授と私達で、親睦会と証した飲み会があった。

みんな良い感じに酔っていて、あたしは職員の方とお話をしていた。
みんなは酔っ払って川いって、泳いできて・・・・

そんなこんなで夜は更けていき、みんなもお酒が進み・・・・・

勃発。

あたしはHくんと、たまたま2人で飲んでて、話してて・・・・
研究のこととか、最近調子どうみないなね。
その部屋には、あたし達2人で。 
みんなは違うところで飲んでた。
しばらくして、話が終わって外に出てみると・・・・

「あーーー、さおりちゃんいたぁーー。よかったぁー。」
と助手の先生が駆け寄ってきた。
続けて教授がきて、「お前ら、取り合えず林長に謝って来い!いなくなって心配かけたんだ」と言われ、訳も分からず取り合えず謝りに行く。

ナンデ? 別に2人でいたけど、なにもヤマしいこともないのに。
ナゼ? 疑われてる? こんな大騒ぎになっている?
そんな納得できない状況だけど、ここは言っておくしかない。

「ご迷惑おかけしました。何も無く無事でした。すみません。」

その後、友達や助手の先生に、「取り合えず部屋に帰りなさい。」「Iちこが探してた。」とだけ言われ、離れの女子部屋に戻った。

そして全ての状況を把握してしまったのだ。
女子部屋では、一人泣き叫んでる子がいた。
Iちこだ!!!!
他の女子が介抱している。  飲みすぎて酔っ払っている。
「大丈夫?」と声を掛けると、あたしに気が付きまた泣き出した。
友達の説明いわく・・・・
「なんかMちくんとIちこが話してて、なんか良くわかんないけど・・・・はっきりしなよ!とかさおりが可哀想!とか気もたせないで!とか言ってたらしいよ。でもその後から、さおりがいないってIちこが探し出して・・・・悪酔いして、こんなんになってたの。で、さおりぃーーって泣き叫ぶのをなだめながら部屋まで連れて来たの。」
 らしい・・・。

良く理解出来ないんですけど!!!
きっと推測するからにして・・・・。
Iちこは、あたしの気持ち知ってる。
酔った勢い・・・・


ってことは、
IちこはMちくんにあたしの気持ちを勝手に伝えたのね
(=Q=;)

ありえない。
でも、それだと話が繋がる。

冷静になろうと、一人お風呂に入りに行った。
きっと、MちくんはIちこの衝撃的コメントを聞いて、あたしに対しそんな気はない!というようなことを言ったのだろう。
それを聞いてIちこは傷ついて、泣き出して。
その模様をあたしに見られたor聞かれたと思い、あたしを心配してくれて探してたんだ。

と思う。

だから、いないって大騒ぎになっていて・・・・。
別にやましいこともないのに、身に覚えの無いことで謝りに行かされて・・・・。
ありえない。

取り合えず、Mちくんに弁解しに行かなきゃ・・・
またあたしのことで、間接的であってもIちこが問題起こして迷惑掛けてしまったことを
謝らなきゃ・・・・そー思って。
お風呂上がって、男子部屋に行ってMちくんを起こした。

「今ちょっと話せる?」

2人で外に出て、話した。
取り合えず、こんな騒ぎになったこと・Iちこが変なことを言ったと思われることを謝った。
彼もIちこを傷付けたことを、反省してくれた。
帰りに離れの女子部屋まで送ってくれた時、別れ際に言われた。
「俺に言いたいことあるなら、良いなよ。言いたい気持ちあるなら、良いなよ・・・・・・でも、その気持ちには答えられないとは思うケドね。」


告ってもいないのに、振られるって・・・・・
ないわぁーーーーー。てか、ない!!!

あたし:「答えられないような気持ち聞いてどうするの?意味ないじゃん。」
黙ってると、彼が続けた。 
「気を持たせるようなことをしたのは、悪かったと思ってる。でも、信じたくない気持ちもあって。男女の間には、友情は成立しないって言ってたけど、それを信じたくない気持ちがあって・・・だからさおりちゃんと仲良くしながらも、そーであってほしくないと思っていたんだ。」
あたしは混乱して、一人になりたかった。だから、その場から逃げようとしてしまった。 また。
そんなあたしを彼は止めてくれた。
メッチャ雨降ってたし、雷も鳴ってたし・・・・・。
でもそんなのどうでも良かった。

あたし:「ぢゃ、優しくなんかしないでよ!ほっといてよ、あたしのことなんか!」

彼:「今一人には出来ないよ。さおりちゃんは、大事な存在だからほっておくことは出来ない・・・・それにまたみんなに迷惑掛けるし、みんな心配してるから!」とまたあたしを怒った。
そして、抱きしめてくれた。
なんで? 振った女を抱きしめてんだこの人? 
ずるいよ。ズルイ。

ただただ、あたしはしばらくの間彼の胸の中で泣き続けた。

どうしても、まだみんなのいる部屋に帰れる気持ちにもなれず、(しかも多分あたし達の話し声は聞こえてるから、状況も分かってるだそうし。気まずい。)
どこにも行かないということを条件に、彼には部屋に戻ってもらった。
あたしは雨の中・・・・
一人部屋からちょっと離れた、小屋の屋根で雨を避けながら・・・・・

しゃがみこんで・・・・・
声を出さないように、頑張って・・・・・
大泣きした。

だって、何?この意味分かんない展開。
頭ついていけないよ。

なんでIちこは、酔っ払ったからといって・・・そんなこと口走ったのか?
彼は、答えられないあたしの気持ちを言わせたかったのか?
それってただ自分がすっきりしたかったダケぢゃない?

Iちこを許せない。

どうして、あたしばかり辛い思いをするのか・・・・。

そんな思いでいっぱいになって、この合宿から帰ってきました。

やっぱ、彼女のいる彼を好きになったのがダメなの?
彼女との年月には勝てないの?

あたしは、どうしてダメなんだろう。
by sunny_sao | 2006-09-07 23:36 | 貴重な時間